コラム

【コラム】改ざんによる調剤報酬の不正請求が発覚|「アイランド薬局」

全国展開している薬局チェーン「アイランド薬局」の北海道内の店舗(ほくしん店)において、調剤報酬を請求する際の資料の内容を改ざんし、厚生労働省へ虚偽の申告をすることで不正に調剤報酬を得ていたことが発覚しました。

この「アイランド薬局」の運営母体である「アポロメディカルホールディングス」(東京)の役員による指示のもと、これらの改ざん、不正請求が行われていたということです。

さらにこのアポロメディカルホールディングスは医薬品卸大手の企業である「アルフレッサホールディングス」(東京)の傘下にあり、このアルフレッサが改めて調査を行った所、今回の事実関係が確認されました。

親会社のアルフレッサは、全国で展開している薬局店舗において、同様の不正が行われている実態がないか改めて調査を行うとしています。

このアイランド薬局ほくしん店では、2018年6月に行われた北海道厚生局の調査で”不当な請求”が存在しているとの指摘を受けており、その内容は、通称”薬歴”と呼ばれる「薬剤服用歴」には記載がないのにもかかわらず調剤報酬が請求されているというものでした。

その後北海道厚生局は、同店舗に5年分の薬歴を自主点検することを命じ、修正後には、それまでに不正に減額された約10万円という金額から、実際には最大670万円が返金のその対象になっていたと判明したということです。

改ざんを指示したとされるアポロ社の役員の人物は、アルフレッサ側の調べに対して「当時の社長に相談したところ、指示があり従った。」とし、現場の薬剤師に改ざんを指示したと説明しています。その後2019年5月に当時の社長は病気により死去しています。

また、アルフレッサの久保社長はその後会見を行い、「許されざる行為で大変遺憾である。」と謝罪し、新たに設置する特別調査委員会(社外弁護士3名で構成)の報告をもって今後経営責任を明確にしていく考えを示しました。

この特別委員会では、今後3か月をめどに調査を進め、その調査結果を改めて公表する予定だとしています。

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